【戯言】釣れないには理由(わけ)がある

KAZ

2017年02月20日 01:07

まず、戯言のお断りを…
魚と会話をしたわけではなく、巷の意見とオイラの少ない経験からの仮説です。
諸説いろいろあるので、その一つとして見てください。m(_ _)m
今回、備忘録として記録し何年か先に見直してみて、のための内容です。


さて、管理釣り場は釣れて当たり前、魚が居て当たり前、釣れないのは釣り場が悪い…
とお思いの方も多いと思います。


でも、釣れないorz
そこには何か理由があるはずです。
「魚が居ないから釣れない」なのか「魚は居るけど釣れない」なのか、






では、



初めに、「魚が居ないから釣れない」から。

管理釣り場ですからポンド全体を見たら魚は居ます。(居ない管理釣り場は見たことありません)
「魚が居ないから…」は自分の目の前に魚が居ないという意味です。
釣り場だって日々刻々と変化しています。それは、水温だったり陽射しだったり、風だったり水の動きや水質だったり。そんな環境において魚だって自分にとって居心地がいい場所を探して移動しますよね。入った釣り座の場所が魚にとって居心地の悪い場所であれば魚は居なくて当然です。

オイラは、釣り場に恒久的な一級ポイントなんて存在しないと思ってます。

トラキンなどの大会の場合、初めの何戦かは隣の方と対戦し、決勝などは入場順に場所が選べる方式ですので、魚が好むポイントを見つけられる技術(才能?)とクジ運が重要です。
(最近はそれを公平化する対策もされていて今までよりはよくなってきています)

では、隣との対戦の場合、少なくとも魚が居る居ないは同条件、ではどうするのか。
釣れなきゃ勝てないので釣るしかありません。(アタリマエか…)

でも、あきらめたらいけません。
魚全部がどこか一ヶ所に留まっているわけではなく、動いている奴も中には居ます。
そういう魚を探し、自分の前に集めたり、うまく魚の通路にタイミングを合わせてルアーを通して釣るんです。
(必ずしも成功するわけではないですが)



反対に「魚が居るけど釣れない」は…

水温などで、魚がじっとしていて動こうとしない場合も多々あるのですが、魚が釣れるためのルアーの要素は、オイラが重要だと思う順に「レンジ、波動、スピード、色」だと感じてます。
魚の活性が高ければルアーの上下30cm位のずれでも魚は喰ってきますが、活性が落ちると上下5cmになることもあります。
スピードも、通常の速度を秒速60㎝位(ノーマルギアのリールでハンドルを1秒に1回転)として、活性が高ければ秒速90㎝(1秒1.5回転)位までは追ってきますが、活性が落ちると秒速30㎝(2秒で1回転)位にもなります。

これらの要素を魚に合わせることで釣れる結果になるため、「魚が居るけど釣れない」場合、そこがマッチしていないからと考えています。


レンジ・波動・スピードはルアー性能に深く繋がりがありますが、ある程度技術(ロッドワークとかリーリングテクニック)でもカバーできるものですが、さすがに色だけは技術ではカバーできません。
(要素としては最後のファクターですけどね)

こんなことを考えてオイラは釣りをしています。
仕事柄、脳みそブン回すことが多いので、常に何か考えるトレーニングにもなってます。



ではついでに、ロッドやラインの感度とは、

オイラの中ではフッキングさせるための感度とは思ってません。
魚の居場所をサーチし、ルアーの要素を見つけるための感度と思ってます。

例えば、
「アタリを感じた」って、本当に魚がルアーを喰ったアタリですか?
ラインが魚に触れたり、ルアーが障害物に触った場合もアタリのような感じになります。
そういった中から、魚がルアーに触ったとか、魚がルアーを追っている、といった感触でルアーの要素を絞り込むための感度を求めています。

では、魚を掛けるためには…
オイラは伸びにくいラインときつめのドラグ設定です。
魚がルアーを咥えた時に、違和感を感じてルアーを離すのでドラグは緩め、という説もありますが、ドラグが緩いとしっかり掛からないと思っているので、その場合は柔らかめのロッドやナイロンラインで対応します。
フッキングさせるためには初期伸度が低いラインで、しっかりフッキングするまではドラグも出ない設定です。

一般的に伸びるラインといえばナイロンラインですが、その中でも初期伸度が低いラインを選び、PEやフロロ、エステルなどはあえてナイロンリーダーにすることもあります。

そして、何をやってもフッキングしない場合…


あきらめて、深追いしません。
トリプルフックは有効範囲360度ですが、シングルフックはせいぜい120度、フックのポイントがその範囲外(例えば、フックの背中が魚に当たっている場合とか)にいたらどうやっても掛かるわけありません。ある意味運の部分ですので、



ということで、釣れる釣れないはいろんな要素が複雑に関係している上、魚はルアーを餌と認識していないという説もあり、餌ではない以上それに合わせた釣り方が必要でしょう。
もちろん、餌と認識するようなルアーも存在はしていますから、状況によるルアーセレクトと、魚がルアーを喰うための操作技術は必要だと思います。
アタリがあればレンジと自分からの距離を確認し、掛かればどこにフッキングしているか(外掛かりなのか内掛かりなのか)も確認し、ルアーセレクトや釣り方を調整するようにもしています。




個性的なブログを見かけることもありますが、いろいろ試してみるといいかと。
そういえば、個性的なブログって案外共通していることが多いなと感じます。


あなたにおススメの記事
関連記事