気まぐれ管釣り放浪記

厄介なプロジェクトが終わり、6月いっぱいは平日休み、土日出張という変則業務としたので、12日はクローズ間際のならやま沼漁場に。
ならやま沼は通常6月30日までとなっていて、そろそろ最後の放流になるはず…
ならば、火曜日は放流狩りが楽しめるかも、なんて勝手に思って行ってきました。


あまり遅くなると4号バイパスはトラックで流れも悪くなるので、現地で仮眠するつもりで自宅を出発。現地に6時に到着すると、すでにテントにお一人いますが、なんか雰囲気が違う。
と、そこに数人のお客様がやってきて、生簀から魚を掬い…

おとり鮎販売で4時頃から待機しているそうでした。




放流があることを確認し、上池事務所側で8時スタート。この時点で対岸にフライ3名、ルアーはオイラだけ。
スピニングタックルも持ち込みますが、メインはベイトロッド。
特に、アベイルスプールに替えたチューンドスーパーエランのフィーリング確認がメインです。ロッドはいつもの58UL-Cにナイロン5LBを30mの組み合わせ。
アベイルのスプールは最小径28mmなので、今回の81MGLではハンドル一巻きが71cmとややハイギアなのも確認点です。
もう1本のベイトタックルは511UL-C/Gにノーマルのスーパーエラン。こちらはPE1号を30mで、何回か使用しているので、おおよその感覚は掴んでいます。



朝イチはポツリポツリ。
カケアガリには魚の反応はなく、微妙に表層に浮いている魚を獲る感じ。
表層クランクも反応はありますが、あまりフッキングせず空振りばかり。


ちょうどいいのでチューンドエランのキャストテスト。
2g以上はスピニングとかわらないキャストフィールで飛距離も十分。
下は1.5gまではストレスなく使えることを確認しました。
ちなみにブレーキは4つのうち1つだけON。
これでもひどいバックラッシュはなく、メカニカルブレーキの微調整で事足ります。
スプールを替えるだけでこれ程までに変わるとは…

1年半ほどベイトタックルをテストしてきましたが、スピニングではハッキリと出る巻きの重さの変化、特に軽くなる方の変化をレボLTもダイワSSシリーズでも、実は認識できていませんでしたが、今回のチューンドエランではそれがハッキリ出ることを確認。
エンジン自体はかなりよくできているってことです。


10時頃に放流車到着。
いつもは放流からちょっと間をおいて効果が出るのですが、今回は直後から怒涛のラッシュ。
アタルけど掛からないと思ったら、フックがもげていたり折れていたりとだいぶロスしましたが、1時間は放流狩りを楽しめました。
しかもこの間、全部チューンドエランでの釣果。
慣れると手返しもいいし飛距離も出るし、今期から大会にベイト持ち込んでいますが実用性は十分です。
デカイの掛かっても怖くないし。



放流が落ち着いたところで30分ほど昼休憩をとって再度釣り始めると…
まだまだ放流魚が残っているようで、さらにラッシュ継続。


今年はならやま沼では川鵜の駆除ができるようになったらしく、例年に比べ残存の魚が多く、それが放流魚に刺激されて放流効果が続いているみたいですね。
匹数も13時には60超えたので、ここで終了。



今回は手に入れたダーインスレイブ61L Rev-Aは持ち込まなかったので、次回(中津川か中之沢)では試して見るつもりです。