気まぐれ管釣り放浪記

この季節、もっとも困るのが朝一の凍結。

ロッドティップをポンドに突っ込んでいても、ラインが水面より出てからリールまでの間で凍るので始末に終えません。

スピニングリールだとガイドで落ちなかった水や氷がラインローラーやスプールの中で凍りますが、ベイトタックルの場合はレベルワインダーの穴で凍ります。T3AirのようにTWSだとかき出しやすいのですが、レボLTやSSAirに代表される標準的なレベルワインダーでは穴に細い棒を突っ込んで氷をかき出すしかなさそうです。

標準的なレベルワインダーを見ていると、かき氷を削るがごとくラインについた氷が削れる様子が見られ、残った水や氷がレベルワインダーの中で凍りつきうんともすんとも言わなくなります。
今年は特に冷え込むのが早いようで、例年は12月に山間の釣り場さんからガイド凍結が始まりますが、今年は12月初めのしらこばとで凍結がおきましたから、相当寒いんですね。(どうした地球温暖化)

遊びで行っているなら釣りを休んでストーブのある部屋に逃げ込む手もありますが、大会ではそうは行きません。
大会のスケジュールを見ると1回戦は大体7時～8時頃、ちょうど冷え込む時間帯なので対策必須です。
良くあるラインコーティング剤や凍結防止剤もありますが、決して過信できるものではなく(成分がアルコールなので簡単に流れてしまうんです)、結局ロッドを水の中に入れて氷を溶かすしかないようですが、レベルワインダーやラインローラーはそうは行きません。

ん、

結局どうするかって?
どうしましょうね、

今のところ、オイルディスペンサーボトルに添加物がない消毒用エタノールか無水アルコールに水を加えたものを入れ、こまめに射すのが一番かと…




一応化学的にはアルコールは常温以下ではナイロンへの影響はないらしいので。